昔話をふり返りたくなった

中学から現在までの恋愛歴のまとめ。自分への戒めも込めて。片思い、告白、恋愛、別れ、女性不信、復活、などなど。

大学3、4年編_その5

 

そんなこんなでバイトもがんばり

もちろんバイト友達にも相談し

楽しく過ごしていた。

長髪とはたまにメールくらいしていたが進展は無かった

友人として仲良くなってはいたが、その程度だった

 

 

あるとき長髪がバイトしている飲み屋にいった

長髪はやはりそこにいて働いていた。

バーテンと長髪と一緒に話して学校のこととかバイトのこととか

その会話の中でも長髪は従業員として出すぎず、かといって話さないこともなく、存在していた。

本当にこの存在感はうまいと思った。

雰囲気にあった存在感を持っていた。

 

そろそろ帰るというと、もうすぐ終わるから外で待っててという。

何かしら期待させるのがうまいやつだ。

外で待たないわけにはいかない。

 

外で待っていると長髪が出てきた。

やはり美人だ

俺は一気に緊張した。

 

 

: お疲れさま。このあとどーする?帰る?

 

長髪: なにまだ飲む気なの?

 

: いや、長髪が飲みたいなら―と思って。そんな飲んでないでしょ?

 

長髪: 少ししか飲んでないけど。。。んー。

 

: んじゃ帰ろっか。

 

長髪: うん!

 

 

なんだか幸せを感じている俺がいた。

何気ない会話だがそれだけで充分

酔いも相まってか長髪に酔いしれていた。

 

 

: なぁ

 

長髪: なに??

 

: 。。。手つないでもいい?

 

長髪: いいよー

 

 

ということで手つないでた。

そんな簡単にOKされるとは思っていなかった。

緊張しすぎて手をなかなかつかめない。

やっとつかんだが緊張で汗ばみそうだった。

がたがた震えるほどだった。

 

それから俺らは飲み屋のバイトのこととか

学校のこととか

話してた。

メールしてるしさっきも飲み屋で話したのによく会話できるなと思った。

 

そしていつも長髪と別れるとこまで来た

別れたくはないがしょうがない

すこし沈黙の後俺は手を離した。

 

完全に俺は長髪に惚れていた。

これは確実だった。

 

 

それからもバイト学校週末飲み屋な日々が続いた。

時には朝まで飲み屋にいて常連さんと話し、長髪と帰るということもあった。

朝方少し待っててがずいぶん待たされ、スタバで寝てしまうこともあった。

でも長髪の顔みたら元気になれた。

 

俺は長髪に好きな人がいることを知っていた。

あの長髪とであった飲み会の幹事だ。

でも長髪は俺といてくれるし手つないで帰ってもくれる。

なんなんだろう

キャバクラにはまる大人たちはこーやってはまるのか?

でも長髪はキャバ嬢じゃないしそーゆー性格でもない。

遊ばれてんのかな?

そんな気持ちがよぎった。

 

俺は長髪のなんなんだろう

ただ遊ばれているだけなのか

長髪はどー思ってるんだろ

 

俺はどーしたらいい。

こればかりは友達に相談してもダメだった。

決めるのは俺だしあいつを信じるのも俺だ

気になって勉強も手につかない。

 

次に会ったら告白するか

俺は決めた。

でないと俺はいつまでもここから抜け出せない。

 

例によって俺はバーに行った。

長髪はその日飲み会で、そのあとにバーに来るとのことだった。

二次会いかずにわざわざ来てくれるってのは脈ありなのかどうか。。。